■平準保険料と責任準備金
保険金額に対する保険料のことを「保険料率」といいます。
一般的に保険料率は、年齢ごとの死亡率を元に計算されますが、
その考え方には大きく分けて「自然保険料方式」と「平準保険料方式」があります。
◆自然保険料方式
加入者の年齢ごとに、その死亡率に応じた保険料を徴収する方式です。
一般に、高齢になればなるほど死亡率が高くなります。
死亡する危険性が高いということは、保険料も高額になります。
ですから、自然保険料方式による保険料率は、年齢とともに上昇します。
◆平準保険料方式
自然保険料方式では、高齢になると保険料が高くなりすぎるため、契約者が保険料の負担に耐えられなくなってきます。
それを解消するために、保険期間中の死亡率を平準化した方式です。
ほとんどの保険商品はこちらの方式をとっています。
若いうちには、死亡率以上の保険料を支払うことになりますが、後々の支払いはラクになってきます。
つまり、前払いしているようなものです。
このように保険会社が結果的に事前に徴収した金額を「責任準備金」といいます。
責任準備金は、運用資金に回されています。
私営の生保会社は、このように資金を確保して資産運用して利益を出しているのです。